これっていじめじゃないの?

 はじめまして,へそ曲がり人間です。以前別のブログサイトを使っていましたが,ちょっと思うところあって,こちらに引っ越してまいりました。よろしくお願いします。
 
 さて,松岡農林水産大臣がお亡くなりになりました。自殺とのことです。なぜそうなったのか,詳しい事情は分りませんが,お気の毒なことです。ご冥福をお祈りいたします。
 それにしても,このような事件が起こるたびに,いつも私は忸怩(じくじ)たる思いがいたします。以前にも,高校で必修科目の未履修が問題になったときにある高校の校長先生が自殺してしまったという事件がありました。いじめ問題が発覚して自殺した小学校の校長先生もおりました。今回は,松岡氏の不正な事務所費計上の問題や農林水産省のからんだ官製談合の問題などがあったようですが,いずれのケースでもマスコミやら国民やらに批判の標的とされ,これでもか,これでもかと悪者扱いされて吊るし上げを食らっています。今回は大臣ということもあって国会の場で野党議員から厳しい追及を受けていたようです。そのことと自殺の因果関係はまだ証明されたわけではありませんが,無関係ではないでしょう。
 結局,野党議員やマスコミ,そして国民によって自殺に追い込まれたようなものではないでしょうか。これを「いじめによる自殺」と言わずして何と言えばよいのか。
 確かに,松岡氏は私人ではなく,国会議員であり,しかも内閣を構成する大臣の一人ですから,ご自分の行ってきたことにやましい点があるならば,その点を明らかにし,責任を取るよう追及されてもやむを得ません。今さらですが,彼は真相を明らかにした上で素直にごめんなさいと言って大臣と国会議員の職を辞めるべきだったのです。そうしなかった松岡氏は行動の選択を誤ったと思うし,松岡氏にそれをさせなかった安倍総理はリーダーとして失格とも言えるでしょう。
 しかし,なかなか真相を明らかにしないし,ごめんなさいを言わないからといって,一人の人間をまるで吊るし上げるようなことをしてよいものなのでしょうか。もしこれをよしとするならば,それって子供のいじめの言い訳と全く一緒じゃないですか。
 子供のいじめはダメだけど,大人のいじめはよいとでも言うのでしょうか。
 子供らのいじめといじめを苦にした自殺が社会問題となったとき,マスコミやそこに登場する文化人(?)らしき人々やそれに同調する国民は,みんなで学校関係者を悪者にいたしました。まるで,いじめを行っていた張本人よりも,いじめを止められなかった学校関係者の方が悪いかのような言い方でした。結果的にマスコミや国民は学校関係者に対する単なるいじめっ子に成り下がってしまったのです。今回も同じです。
 いつの間にか日本社会は恐ろしい社会になってしまいました。大人も子供も弱いやつがいるとよってたかって吊るし上げて自殺に追い込む。これこそが「美しい国」の真相なのです。
 
 

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